「声、聞かせて?」 そう言いながら、私が弱い所を責めてくる。 「ひゃっ……」 支恩がニヤッとした。 「羅糸、その顔俺以外に見せるなよ」 支恩のバカ。 「見せるわけ…な…い、じゃん…」 息が苦しくてちゃんと喋れない。 「うん。そうだね。羅糸は一生俺のもの。」 キュン…… 「支恩も、一生私のだよ。」 「あたりまえ。」 「支恩、すき」 「あーあ。もう知らない。羅糸のばか。」 そうして、一晩中愛された。