からかってきてるのは分かる。けど、私もハグしたいからそれに乗ってハグをした。



「支恩、だいすき!!」



「ありがとう。俺も大好きだよ〜!」



そう言って支恩にさらにぎゅっとされた。



私は本当に支恩が大好きだ。



「いつもありがとう。支恩。」



「うん。これからもよろしくね。羅糸ちゃん。」



羅糸ちゃんって…!本当に恥ずかしい!



「うん!よろしくね!支恩君!」



恥ずかしくて死にそうだったから、やり返してみた。



「その呼び方懐かしいね。」



あれ、あんまり効かない。



「支恩君、大好き」



「それ以上はだめだよ。場所関係なく我慢できなくなる。」



そう言った支恩の顔は耳まで真っ赤だった。効いたみたい。



でも、ココは流石に嫌だからおうちでなら…って思った私はこう言った。



「ねえ支恩君、彼女さんは、おうちでイチャイチャしたいと思ってます。」



と。



「!!。羅糸、お前マジで覚悟しとけよ。」



支恩は、驚きながらそう言った。



「は、はい//」



言った私も恥ずかしくなった。