「羅糸ちゃーーーん!!!」 麗ちゃんが抱きついてきた。 「どうしたの?」 「これから、毎日会ってた羅糸ちゃんに会えなくなっちゃう…」 「予定合う時沢山会おう?ね?」 「うん…。」 正直言って、私も普通に寂しい。 けど、会えなくなるわけじゃない。そう自分に言い聞かせている。 じゃないと、ずっと永遠に泣いてしまいそうだから。 「そろそろ卒業式が始まるから講堂に移動しろ〜」 袴を着ていつもより更に綺麗になった緑ヶ丘先生がそう言った。