「俺には羅糸がいるのに。」
支恩は、そういった。
だけど、机の上にこんなに沢山ある。という事実は変わらない。
全然まだまだモヤモヤする。
「あ、俺の可愛い羅糸ちゃんだ。」
「なんですか。モテモテの皆の支恩様。」
「何言ってるの。俺は、羅糸だけの支恩様だけど。」
「でも、机にこんなに沢山あるよ。」
「俺、羅糸の以外食べる気ないけど?」
「え?」
「え?って、あたりまえだよ。羅糸以外の食いたくない。羅糸ので十分だよ。それで、お腹いっぱいなの。」
「ほんとに?」
「ほんとに。」
「でも、このたくさんの物はどうするの?」
「謎に俺を慕ってる奴らにあげるけど。」
「え?」
「去年も一昨年もそうしたけど。俺。言ってなかったっけ?」


