あれ、なんか顔赤くない?熱ある?そうだったら帰らなきゃ!入学式どころじゃないよ!
「支恩くん!顔赤いよ!?熱!?薬飲む!?それとも帰りますか!?」
「熱なんかねえよ。帰んねえし。」
あれ、大丈夫そう…?
「すみません…元気ならいいんですけど。」
安心して思いっきり笑顔になっていた。
「その顔やめろ!」
あ、赤くなった。
「やっぱ顔赤いよ!ほんとに大丈夫?」
「気にすんな!そしてこっち見んな!」
こっち、みんなって…。
「そうですか!分かりました!」
ガラガラガラガラ
「席につけーーーー。」
「このクラスの担任の緑ヶ丘琴子だ。今年教師になったばかりで至らぬ所もあると思うが、よろしく頼むぞ。」
「お願いしまーーーーす」
みんなが声を揃えて返した。


