僕の生きてる需要とは?
分からない苦しい。

僕の存在価値とは?
分からない苦しい。

全てが苦しい。

踊った。足の裏から血が出るほど。
汗か涙か鼻水かもわからないほど、ぐしゃぐしゃになりながら踊った。ひたすら踊った。

気持ちが良かった。
お腹がなった、きっと体は生きたいんだ。
気づいてしまった。
あぁ、僕は死にたいのではなく、消えたかったのだと
生きたいけど、生きる事が難しい。

どれだけ泣いてもどれだけ叫んでも孤独だ。
なんてったって僕は人を頼ることができない
こんな僕が人に頼っては行けない。
そう思っていた、頑張らないと捨てられる
故に大丈夫とごめんなさいが口癖になった

こんな僕の性格を知った人は皆口を揃えて
『頑張れ』と言う。
これ以上僕は何を頑張ればいい。
何を頑張れば頑張ったねと言われる?
そんなことばかり考えいたら、高校卒業間近になっていた。