大浴場は男女別々。
いくつのも趣向を凝らしたお風呂が並び、露天風呂やサウナもありゆったりしていた。
風呂上がりには宿の色浴衣を着せてもらい、
「あー、幸せ」
湯上がりのドリンクで息をついた。
「外へ行こうか?」
同じく浴衣姿の渉さん。
宿を少し出れば、そこは温泉街。
土産物屋や、温泉まんじゅう。
初めて見る射的のお店で、小さなぬいぐるみをゲットしてもらって私もご機嫌。
一通り散策して宿に帰ると、夕食が用意されていた。
手の込んだ料理はどれも美味しく、少しお酒も飲んで、本当に幸せだった。
その時、
トゥルル トゥル。
渉さんの携帯。
相手を見た瞬間、渉さんは嫌な顔になった。
はあー。
軽く息をついて電話に出る。
「もしもし」
「えっ、ああ」
渉さんの表情が引きつった。
どうやら、何かあったんだ。
「どうしたの?」
恐る恐る声をかけた。
「じいさんが倒れたらしい」
えっ。
「容体は?」
「まだ分からない。すまない栞奈。すぐ帰らないといけなくなった」
「うん」
それは当然のこと。
渉さんが行かなくてどうするの。
「栞奈はどうする?」
「私?」
「もう飲んでしまったから、大地が迎えに来てくれるんだ。一緒に行くか?」
「え、ええ」
私だって会長の容体が気になる。
こんなところに1人残されたって、困るし。
いくつのも趣向を凝らしたお風呂が並び、露天風呂やサウナもありゆったりしていた。
風呂上がりには宿の色浴衣を着せてもらい、
「あー、幸せ」
湯上がりのドリンクで息をついた。
「外へ行こうか?」
同じく浴衣姿の渉さん。
宿を少し出れば、そこは温泉街。
土産物屋や、温泉まんじゅう。
初めて見る射的のお店で、小さなぬいぐるみをゲットしてもらって私もご機嫌。
一通り散策して宿に帰ると、夕食が用意されていた。
手の込んだ料理はどれも美味しく、少しお酒も飲んで、本当に幸せだった。
その時、
トゥルル トゥル。
渉さんの携帯。
相手を見た瞬間、渉さんは嫌な顔になった。
はあー。
軽く息をついて電話に出る。
「もしもし」
「えっ、ああ」
渉さんの表情が引きつった。
どうやら、何かあったんだ。
「どうしたの?」
恐る恐る声をかけた。
「じいさんが倒れたらしい」
えっ。
「容体は?」
「まだ分からない。すまない栞奈。すぐ帰らないといけなくなった」
「うん」
それは当然のこと。
渉さんが行かなくてどうするの。
「栞奈はどうする?」
「私?」
「もう飲んでしまったから、大地が迎えに来てくれるんだ。一緒に行くか?」
「え、ええ」
私だって会長の容体が気になる。
こんなところに1人残されたって、困るし。



