翌朝、離れのベルを鳴らす音で目が覚めた。
起こしに来たのは見知らぬ女性。
「朝食の用意ができましたので、母屋においで下さい。奥様も大奥様もおそろいですので」
どうやらこの家のお手伝いさんのようだ。
「ありがとうございます。すぐに伺います」
私は急いで着替えると母屋に向かった。
「おはようございます」
「あら、栞奈さんおはよう」
楓さんと、昨日の女性。
どうやらこの家の奥様みたい。
と言うことは、楓さんは大奥様。
そしてもう1人、
「おはようございます」
制服姿の女の子が入ってきた。
「おはようございます」
私もたどたどしく挨拶をして、テーブルに着く。
「あのー、お名前を聞いてもいいですか?」
女の子に言われ、
「ごめんなさい。私、今井栞奈です。昨夜はお世話になってしまいました」
ペコリと頭を下げた。
「私、松田希未です。昨日は火事に遭ったんですってね。大変でしたね」
優しい笑顔を向けてくれる。
「ありがとうございます」
一応敬語を使ってはいるけれど、きっと彼女の方が年下。
「そう言えば、栞奈さんって今日着る服はあるんですか?」
希未さんが痛いところを突く。
実は、私も目が覚めてから気づいた。
焼け残った荷物にスーツは入っておらず、今の私には昨日着たスーツしか通勤服がない。
でもまあ、
「少し早めに出て、開いてる店で探してみます」
「この時間に開いてる店って、ドンキとか?24時間営業のスーパー?」
「まあ」
自分でもどこで買えるのか分かっていないけれど、
「よかったら私の服を着てください。いいのがあればだけど」
「そんな・・・」
泊めていただいただけでもありがたいのに、そこまでお世話にはなれない。
遠慮する私に「いいから来て」と手を引き、希未さんは階段を上がって行った。
起こしに来たのは見知らぬ女性。
「朝食の用意ができましたので、母屋においで下さい。奥様も大奥様もおそろいですので」
どうやらこの家のお手伝いさんのようだ。
「ありがとうございます。すぐに伺います」
私は急いで着替えると母屋に向かった。
「おはようございます」
「あら、栞奈さんおはよう」
楓さんと、昨日の女性。
どうやらこの家の奥様みたい。
と言うことは、楓さんは大奥様。
そしてもう1人、
「おはようございます」
制服姿の女の子が入ってきた。
「おはようございます」
私もたどたどしく挨拶をして、テーブルに着く。
「あのー、お名前を聞いてもいいですか?」
女の子に言われ、
「ごめんなさい。私、今井栞奈です。昨夜はお世話になってしまいました」
ペコリと頭を下げた。
「私、松田希未です。昨日は火事に遭ったんですってね。大変でしたね」
優しい笑顔を向けてくれる。
「ありがとうございます」
一応敬語を使ってはいるけれど、きっと彼女の方が年下。
「そう言えば、栞奈さんって今日着る服はあるんですか?」
希未さんが痛いところを突く。
実は、私も目が覚めてから気づいた。
焼け残った荷物にスーツは入っておらず、今の私には昨日着たスーツしか通勤服がない。
でもまあ、
「少し早めに出て、開いてる店で探してみます」
「この時間に開いてる店って、ドンキとか?24時間営業のスーパー?」
「まあ」
自分でもどこで買えるのか分かっていないけれど、
「よかったら私の服を着てください。いいのがあればだけど」
「そんな・・・」
泊めていただいただけでもありがたいのに、そこまでお世話にはなれない。
遠慮する私に「いいから来て」と手を引き、希未さんは階段を上がって行った。



