「あれ!結城さん早いね!おはよ!…って、なんだよこれ、結城さん?ねぇ、結城さん!」
それからどのくらいの時間立ち尽くしてたのかわからない。
突然階段から現れたタケくんに驚く余裕もなくて。
「…取られちゃったの、チカくんのくれた髪飾り…」
「髪飾り?っ!それより、髪の毛!怪我は?」
「…チカくんの、返してって行かなきゃ、」
「ちょっと、危ないよ、落ち着いて!今、太一たち呼ぶから!」
髪の毛を触ってチカくんの髪飾りがやっぱりないことを再確認して、
パニックで追いかけようとするのを、
必死に止められる。
しばらくタケくんが私の手首を掴んで、
落ち着くように促してくれてると、
バタバタと足音が聞こえて、
なっちゃんと太一がくる。
それからどのくらいの時間立ち尽くしてたのかわからない。
突然階段から現れたタケくんに驚く余裕もなくて。
「…取られちゃったの、チカくんのくれた髪飾り…」
「髪飾り?っ!それより、髪の毛!怪我は?」
「…チカくんの、返してって行かなきゃ、」
「ちょっと、危ないよ、落ち着いて!今、太一たち呼ぶから!」
髪の毛を触ってチカくんの髪飾りがやっぱりないことを再確認して、
パニックで追いかけようとするのを、
必死に止められる。
しばらくタケくんが私の手首を掴んで、
落ち着くように促してくれてると、
バタバタと足音が聞こえて、
なっちゃんと太一がくる。

