ずっと気づかなかっただけ。

「大丈夫だよ!このクラスで結城さん守ろ!」
「イケメン毎日連れてきてくれるだけで神。」
「高木さんが1番イケメンなんだけど。」

わけわからないまま話は進んでいく。

「結城さん!あ、真白ちゃんでもいい?」

え!嬉しい!

一生懸命頷く。

「よろしくね!他の男子からも妬む女子からも守るよ!」

「え、あ、ありがとう!」

手を握って宣言してくれるから、

反射的にお礼をいう。