「こっから観戦するか。」
「こんなとこ知らなかった!」
抱きついたまま答えると、
チカくんは教えてくれる。
「クマと飯食いによくくる。あんまりバレないから静かに食べれるし。」
へぇ〜と興味深く返事してると、
試合が見えにくくなるけど、
いつもの位置なのかチカくんが座るから、
その横に座る。
「…美波さん、元カノさんって知らなかった。」
私の言葉にチカくんが苦笑い。
「あー、本当に、すぐ別れたんだよ。えっと、」
チカくんがお話ししてくれる。
私のことがずっと好きで、
でも私がお兄ちゃんとしてしか見ないからって、
クマさんに相談してたところをよく周りに揶揄われたというか、ネタにされたらしい。
それで、周りの人が、
『他の子と付き合ってみればいいじゃん案外その幼なじみちゃんじゃなくても好きになるかもよ?』
って言ったんだって。
でもチカくんは違う気がして、
乗り気にならず誤魔化しながら過ごしてたら、
美波さんとも仲良くなって恋バナするようになって、
それで美波さんと話してるのを見て、
またまた周りの人が、
『美波と付き合ってみればいいじゃん!』
って囃し立てたみたい…
「こんなとこ知らなかった!」
抱きついたまま答えると、
チカくんは教えてくれる。
「クマと飯食いによくくる。あんまりバレないから静かに食べれるし。」
へぇ〜と興味深く返事してると、
試合が見えにくくなるけど、
いつもの位置なのかチカくんが座るから、
その横に座る。
「…美波さん、元カノさんって知らなかった。」
私の言葉にチカくんが苦笑い。
「あー、本当に、すぐ別れたんだよ。えっと、」
チカくんがお話ししてくれる。
私のことがずっと好きで、
でも私がお兄ちゃんとしてしか見ないからって、
クマさんに相談してたところをよく周りに揶揄われたというか、ネタにされたらしい。
それで、周りの人が、
『他の子と付き合ってみればいいじゃん案外その幼なじみちゃんじゃなくても好きになるかもよ?』
って言ったんだって。
でもチカくんは違う気がして、
乗り気にならず誤魔化しながら過ごしてたら、
美波さんとも仲良くなって恋バナするようになって、
それで美波さんと話してるのを見て、
またまた周りの人が、
『美波と付き合ってみればいいじゃん!』
って囃し立てたみたい…

