ずっと気づかなかっただけ。

「え、サッカー?体育でしかした事ないよ!…まぁ、全部そうだけど…」

「教える…高木もサッカーしない?タケは強制。」

「えー俺だけ強制なの?まぁいいよ!割となんでも得意!」

「真白と同じならなんでも」

え、サッカーで決定なの?

し、心配だなぁ。

3人の分も名前を書きにいくよと告げて席を立つと、

太一が俺もいくってついてきてくれる。

「千景先輩は何でるの。」

「え、聞いてないよ!というか、球技大会の話も今日知った!」

話しながら黒板に向かうと、

サッカーの欄はまだあいてて、

4人分名前を書く。