ずっと気づかなかっただけ。


そう意気込んで、

早速、

お昼休みに4人で食堂でご飯を食べてる時に、

話題を振る。

「あのね、チカくんのことなんだけど、」

私の言葉になっちゃんは太一とタケくんをみて、

タケくんが目くばせしてくれたみたいで、

なっちゃんは首を縦に振る。

「うん、どうしたの?」

「あの、付き合うことになったのは報告したんだけど、その、私ずっと自分で勘違いしてたみたいで、チカくんのことそういう意味で好き…って気づいたの…」

なっちゃんはうんうんと腕を組んでうなずく。

でもそのあと、太一の方を気にしてる。

タケくんもそう。

私もそーっと太一をみる。

太一は、

「…朝は暴走した、ごめん。多分そうなんだろうな、とは思ってた。けど、俺もそう簡単に諦めないから。」

と食堂で買ったカレーを口に運びながら言う。

あ、諦めない…

直接的な言葉を太一から言われたのは初めてかもしれなくて、

少し顔が赤くなる。

「…ちょっと待ちなさいよ、朝暴走したって何。真白のこと傷つけたりしてないよね?」

なっちゃんの声のトーンが低くなる。

「し、してないしてない!私が報告遅れたのも悪かったんだし!」

慌てて会話にわって入ると、

「私が黙っとけって言ったからでしょ?…太一も真白もごめんね。」

なっちゃんがいつものトーンになる。

なっちゃんのせいとかは微塵も思ってなかったから、

首を横に振る。

太一も、

「…気にしてくれたんだろ、ありがと。」

ってカレーを食べるペースをあげる。