「そんな話じゃないでしょ」
二紀とはオカズの取りっこもするけど。
よその子と……、こんな……。
「生クリームおいしかったから、イチローさんも次は食べてみてね」
「…………」
わたし?
わたしが変?
こういうの、ふつうなの?
でも、わたし、もう食べられないよ。
どうしよう。
「いやー。これが全部イチローさんのオゴリだと思うと、倍おいしいよね」
「えっ?」
ぜ…んぶ?
全部って、ケーキ7個とコーヒー3杯。全部?
「ジョーダン! ばか言ってなさい」
「だって……ぼく、誕生日なんですよ?」
準は悪びれもせずにテーブルに頬杖をついて、にっこり。
「いやなら、姉ちゃんはラケット代をカンパしてくれなかったって、おふくろに言いつけるぞ」
二紀のやつ、しら一っと天井を見上げちゃって。
しかも、おふくろ?
笑うわよ。
「だったら最初にそう言いなさいよ」
「言ったらどうなった?」
どうなったって。
そんなのあたりまえでしょ。
絶対に1個しか食べさせない。
「――――あ」
二紀がニヤニヤ笑っている。
あんた、どこまで策士なの?
二紀とはオカズの取りっこもするけど。
よその子と……、こんな……。
「生クリームおいしかったから、イチローさんも次は食べてみてね」
「…………」
わたし?
わたしが変?
こういうの、ふつうなの?
でも、わたし、もう食べられないよ。
どうしよう。
「いやー。これが全部イチローさんのオゴリだと思うと、倍おいしいよね」
「えっ?」
ぜ…んぶ?
全部って、ケーキ7個とコーヒー3杯。全部?
「ジョーダン! ばか言ってなさい」
「だって……ぼく、誕生日なんですよ?」
準は悪びれもせずにテーブルに頬杖をついて、にっこり。
「いやなら、姉ちゃんはラケット代をカンパしてくれなかったって、おふくろに言いつけるぞ」
二紀のやつ、しら一っと天井を見上げちゃって。
しかも、おふくろ?
笑うわよ。
「だったら最初にそう言いなさいよ」
「言ったらどうなった?」
どうなったって。
そんなのあたりまえでしょ。
絶対に1個しか食べさせない。
「――――あ」
二紀がニヤニヤ笑っている。
あんた、どこまで策士なの?



