もう一度君に伝えたい。

「あー!彼氏欲しい!」





「琴花そればっかじゃん笑」





「だって欲しいんだもん。」





「バレー部、かっこいい先輩いっぱいいるじゃん」





「バレー部の先輩はなんか違うの!」





「そうなの? 私にはよくわかんない笑」





「こうやって恋バナしてるのいつもうちだけ!
結愛は?彼氏欲しくないの?」





「最近、彼氏欲しいなって思い始めた。」





「今更!? 遅くない!? もう2年生だよ?」





「ちょっと欲しいなと思った出来事がありまして笑」





「その出来事気になるー!」





「教えません笑」





「教えてくれないなら結愛の親友辞めるわ」





「なんでそうなるの!」





「結愛ちゃん、琴花おはよー」





「「おはよー」」





「ねぇ琴花」





「ん?」





「話変わるんだけど、
なんで私だけちゃん付けだと思う?」





「大人しそうに見えるからとか?」





「それだけでちゃん付けなの?」





「まぁ結愛はそんなにみんなと
関わってる訳じゃないからじゃない?」





「なるほど…」





「じゃあみんなとまずは関わってみないとか…」





「急にどうしたの?笑」





「何となくちゃん付け卒業したいなって」





「何それ笑 今日の結愛なんか変!」





「失礼な笑 今年はやりたいこと沢山あるな〜」





「まずは彼氏つくろーよ! もうすぐ夏になるし
結愛とダブルデートしたいなー!」





「そうだね 私も琴花とダブルデートしたい」





「じゃあ彼氏作るのお互い頑張ろ!」





「うん!」






まず最初は “彼氏をつくる” ことにした。


そんな簡単に彼氏ってできるのかな、


あともう1つやりたいことも見つかった。


クラスの人ともっと仲良くなって


脱ちゃん付け!


これってやりたいことなのかな…笑