もう一度君に伝えたい。

「結愛の家どこ?」





「え、送ってくれるのー?笑」





「そのつもりだけど。」





「ほんとに? ありがとう…」





「でも遠いしいいよ、」





「送る。」





「宙、頑固だな〜笑 じゃあお願いします」










「結愛って意外と喋るんだな」





「結構喋るよ!
琴花にも結構うるさいって言われる笑」





「そうなんだ 結愛は大人しいイメージだった。」





「まぁ元気で居ないと自分が持たないって
いうのもあるかな、」





「自分が持たない、?」





「まぁ私にも色々あるからさ笑」





「そう、」





「聞かれたくないなら聞かないけど。」





「聞かないでくれる方が嬉しいかな、」





「なら聞かない。」





「ありがとう」





「なんで宙って女子が嫌いなの?」





「俺、姉ちゃんと妹がいるんだけどさ親に溺愛されて
育ったからわがままで。 多分それでだと思う。」





「そうだったんだ…
なんで私のわがままは聞いてくれたの?」





「言っただろ、あんな必死に頼まれたら断れねぇって」





「ごめんね、」





「何が?」





「こっちの話!」