私は 彼を睨んで 左手を振り払い
その場を去ろうとするけど



「 … 帰れると思ってんの? 」


って 再び口角を上げる彼


そして、

「 … ヤっ、、、……ンッ 。」



顎をグイッと上げられ、

口を塞がれる


私は離れようと何度も彼の胸を押すけど

全く敵うわけなくて…



「 … くる……ひぃ 、、」


何度も塞がれる口に

私は 酸欠になってしまいそうだった。


しばらくすると、抵抗することさえ
忘れるくらい苦しくて

だけど 乱暴なわけではなく
ハマってしまいそうになってしまい、


自然に離れてくれた彼に

「 …ねぇ、なんで。」

って 私は 問いかける。



「 … なんとなく?
 つーか、邪魔した罰だな 」

「 ッ…… 」


息がかかるような至近距離で言い、

もう一度 唇に吸い付くようなキスを軽くする