クールな彼の甘苦い罠





「 … 見たいなら来れば? 再来週あるけど 」


って 無表情で冷たく言い放つ。

「 … うん、行く 」


私はスマホを開いて、来週の予定に
《 バスケ 》といれた。


「 ほら、ちゃんと予定入れた 」


ってスマホの画面を見せるのに

「 あぁ。」

と、そっけない返事。


ーーーその返事に少し、寂しくなった。



アルバムをペラペラとめくっていると
「 …ん? 」
床に落ちた一枚の写真


「 ……これ。 」



私は表を向けて ギューと胸が締め付けられる


すぐにわかった、

写真の中の笑ってる平石

その横にはお人形みたいな可愛い女の子が写っていて、



きっと 元カノだ。