チャイム

圭吾の意見に賛成し、結たちはノリノリで
家庭科室に向かった。
家庭科室の扉は立て付けが悪く開けにくい。
扉を開けるために、試行錯誤していると
階段からボールが転がり落ちてきた。
「ボール?なんでここに?」
結はボールを拾い上げると首をかしげながら
言った。
「さぁな。でも不自然だよな。風もないのに
なんで転がり落ちてきたんだ?」
歩は、階段の上を見つめながら言うと
階段を登り始めた。
「ちょっと、歩待ってよ」
結も歩について行った。
「2人とも勝手に行くなよ!」
圭吾は少し強めの口調で言いながら