お互い新しい生活がスタートした 紫苑に会うことも触れることも 当たり前になってて 紫苑より興味のあるものはなかった 水槽を運びやすいように選んだこの部屋も 紫苑と抱き合うと狭く感じて 水槽2個も持って来なきゃよかった 紫苑と一緒に選んだ熱帯魚も 生活に溶け込んだオブジェみたいになってて 紫苑がいつもエサをあげてた 生物に纏わる本も ずっと手がつけられないまま 本棚にあった 紫苑にしか興味がなくて 紫苑が1番だった それくらい紫苑が好きだった