オレにしか、触らせるな!


ドン…ドンドン…



「みんなー、行くよー!」



ドン…ドンドンドンドン…



「瑠愛ちゃん、ナイシュー!」



振り返ってピースをしたら

みんなの目線が私じゃなかった



アレ?え?



「兄ちゃん来た!」



棒くんだった



みんなが嬉しそう



「兄ちゃん、一緒にやろうよ!」



奏くんがボールをパスした



「今日は、やらない」



「なんで?」

「兄ちゃん、いいじゃん!」

「瑠愛ちゃんもいるのに!」

「みんなで一緒にやりたい!」



きっと

私がいるからやらないんだ