オレにしか、触らせるな!


「瑠愛、棒になんか用だったの?」



「うん
昨日、私の傘が風で壊れて
棒くんが貸してくれたから
ちょっとお礼言ったの」



「へー…棒、なんだって?」



「ん?いつも、無視される
無視っていうか…なんだろう
避けられてる?」



「やっぱ、変わったよね
中学の時、結構好きだった子いたのにな…」



「へー…
棒くんて女の子に興味とかあるのかな?」



「棒は、どぉだろ…
ないんじゃない
女子の方が騒いでただけだから…

でも、先輩と付き合ってたとかいう噂あった」



「へー…棒くんが…」



先輩か



女の子とそーゆー雰囲気の棒くん

想像できない



「そーいえば、瑠愛
棒とは喋れるの?
アイツも男だよ」



「あ、うん…そーだね…
意識してなかった」



棒くんは

恋愛とか

そんなふうに

女子を見てない人だと思うから



だから話せる



逆に

避けられてるけど…