オレにしか、触らせるな!


嬉しくて仕方ないのに

必死に隠した



「先週も来たんだよ
金曜の夜…」



あ、やっぱり…



「ごめん、オレ、ちょっと用あった」



「うん、別に約束してたわけじゃないし…」



だよね…

でもオレ待ってた



「公園行ったついでに寄ったの」



「公園?」



「うん、黄色い絨毯になってるかな…って」



「なってた?」



「やっぱり暗くてよく見えなかった
さっき通って来たらもぉ風で飛んでた」



「そっか…」



で、今もついでに寄ったのかな?



「コーヒーごちそうさま!
帰るね!」



やっぱりついでか…



「あのさ…」



「ん?」



連絡先教えてよ

もぉ少し一緒にいない?

来週は来る?



「気を付けて帰って…」



何も言えなかった