オレにしか、触らせるな!


プシュ…



5本目を開けたところで

渉香から缶を取り上げた



「もぉ、やめろよ…

身体壊すぞ…」



「身体、壊したら、忘れられるのかな…」



渉香はそう言って

座ってたソファーに雪崩れた



スー…スー…スー…



目尻が少し濡れてた



渉香



ごめん…

傷付けて