永斗は私を、家の近くまで送ってくれた。 帰ってきて浴衣に合わせたヘアセットをほどき、メイクを落としてお風呂に入る。 どの瞬間も、永斗の顔が浮かんでくる。 なぜだろう。 永斗の言った言葉が、頭を離れない。 ……守れる そうだ 私がほしかったのは、そんなふうに言ってくれる人だった。 一人ぼっちに、慣れてなんていない。 一人ぼっちなんかに、慣れたくなかった。 あの時、誰かに……守って欲しかったんだ……。