-恋の結末を-




「つーばきぃぃー!!!!」
「どっどうしたの萌子そんな大声で!!」
「なんとなんと!!来週、花火大会があるらしい!!ね、一緒に行こう〜!!!」

花火大会……。友達と行くなんていう青春は、私には来ないと思っていた中学生の頃が懐かしい。今は、目の前に青春が溢れている。

「うん!!行こう!!」
「やった〜!!決定!!」
「あ、浴衣買いに行かなきゃ!!」
「私も〜!!どんなのにしようかなぁ〜」

萌子は大はしゃぎで花火大会を楽しみにしていたが、私はまた偶然、広に会うんじゃないかという不安があった。


萌子と別れ、いつもの道を通って帰る。ビルの隙間から見える星を見上げ、今日の出来事がひとつひとつ思い出される。


……ヴーヴー。

スマホが鳴った。


[今電話してもいいか?]


永斗からのメールだった。