永斗は私を、ドリンクバーの裏手にあるテラスに連れ出した。 「どうしたの?永斗?」 「お前はさ、広のことどう思ってんの?」 「え?!なんで広?……」 「いいから答えろよ」 「……別に。何とも。広は何考えてるか分からないし。もう疲れたの」 永斗に話しながら、気付く。 疲れた。 広を想うことは、疲れる。 疲れたんだ。 「そっかぁ。じゃあ、いいよな」 「なっ……」 永斗は、私を抱きしめた。