キミと、光さす方へ

☆☆☆

その日の夜、予想していなかった人からメッセージが届いた。


「嘘!?」


ベッドに寝転んでスマホゲームをしていたあたしは驚いて飛びあがる。


画面には松本くんからのメッセージを知らせるアイコンが出ている。


あたしは思わず背筋を伸ばしてゴクリと唾を飲み込んだ。


今日あんなに強引に連絡先を交換したのだ。


まさか相手の方からメッセージが来るとは思っていなかった。


一体どんなことが書かれているのかドキドキして、なかなかメッセージを表示させることができない。


じっくり2分間くらい画面とにらめっこをした後、ようやく松本くんからのメッセージを表示させることができた。


しかし、それを見た瞬間全身が脱力していくのを感じる。


《松本くん:俺に関わるなって言っただろう》


冷たいメッセージだった。


あたしを突き放し、拒絶している。


一瞬気持ちは底辺まで落ち込んだけれど、その後に感じたのは憤りだった。


どうして松本くんにそんなことを言われなきゃいけないんだろう。