キミと、光さす方へ

考えれば単純なことだった。


烈は松本くんを組織に入るように誘っていた。


でも松本くんはそれを拒んだ。


烈は激昂し、松本くんを……。


頭の中でようやく理解できて、あたしは勢いよく立ちあがっていた。


こんな場所でのんびり温かいものを飲んでいる場合じゃない。


烈はどこまでも非道な男だ。


松本くんが暴行されて、無事がどうかもわからない。


「行くか」


勇人がメモ用紙を手に立ちあがる。


あたしは頷き、2人でファミレスを出たのだった。