キミと、光さす方へ

あたしは瞬きをして勇人を見つめた。


発見?


救急車?


それってどういうこと?


聞きたいけれど、喉に言葉が詰まって出てこない。


「えっと……それで、松本くんは?」


「病院にいる」


勇人は簡潔に言って、メモ用紙を見せてきた。


そこには近くの総合病院の名前が書かれている。


あたしは唖然としてそれを見つめていた。


松本くんが緊急搬送された?


病院にいる?


ジワリと背中に冷たい汗が流れていく。


「それって、なんで……」


声が震えて、上手く言葉を紡ぐことができない。


「たぶん、烈だ」


勇人があたしから視線を離して言った。


烈……。