「そういう時期ですか?」
男子にあるあるな、そういう…なんて、ふざけた事を考えてた私が悪い
「…羽華が悪い」
「え?」
ドサッ
先輩と私が寄りかかっていたのはベッドで
気づいたら、先輩が私の上に覆い被さっている状態
「せ、先輩?」
なにも言わず、ゆっくり顔を近付けてくる
そして、そっと耳元で
「まだ、なにもしてないのに顔真っ赤だね?」
ビクッ
耳弱いこと知ってて耳元で呟いてくるんだよ
「寂しかった?」
「…っはい」
スーっと身体のラインをなぞるように触ってくる
そのたびに、反応して声が出そうになるのを堪える
二人の間の空気が暑くて身をよじる
「…んっ、はぁ」
「…っ、やらしい声」
「…やぁっ」
「嫌がってるように見えないけど?」
意地悪く笑う先輩
そのまま、私の首に顔を埋めてくる
先輩は舌を這わせて、そっと何度もキスしてくる
「ひゃぁ、……ふっ」
も、やだ
ぎゅっと、先輩の服を掴んで、
「…付き合ってない人とは、こういうことしたくありませんっ」
そうでしょう?
何で先輩がこんな風にしてくるのかわからなかったから、苦しくて仕方ない
先輩は、そっと離れて
私の手を優しく引き、起き上がらせて
「ごめん」
悲しそうに笑うんだ
ねぇ、どうしてそんなに悲しそうに笑うの?
この間の事が、ある前と変わらない態度で私に接してくれるから私もそれに答えたい
でも、確かに何かが変わったんだと思う
先輩も
私も
男子にあるあるな、そういう…なんて、ふざけた事を考えてた私が悪い
「…羽華が悪い」
「え?」
ドサッ
先輩と私が寄りかかっていたのはベッドで
気づいたら、先輩が私の上に覆い被さっている状態
「せ、先輩?」
なにも言わず、ゆっくり顔を近付けてくる
そして、そっと耳元で
「まだ、なにもしてないのに顔真っ赤だね?」
ビクッ
耳弱いこと知ってて耳元で呟いてくるんだよ
「寂しかった?」
「…っはい」
スーっと身体のラインをなぞるように触ってくる
そのたびに、反応して声が出そうになるのを堪える
二人の間の空気が暑くて身をよじる
「…んっ、はぁ」
「…っ、やらしい声」
「…やぁっ」
「嫌がってるように見えないけど?」
意地悪く笑う先輩
そのまま、私の首に顔を埋めてくる
先輩は舌を這わせて、そっと何度もキスしてくる
「ひゃぁ、……ふっ」
も、やだ
ぎゅっと、先輩の服を掴んで、
「…付き合ってない人とは、こういうことしたくありませんっ」
そうでしょう?
何で先輩がこんな風にしてくるのかわからなかったから、苦しくて仕方ない
先輩は、そっと離れて
私の手を優しく引き、起き上がらせて
「ごめん」
悲しそうに笑うんだ
ねぇ、どうしてそんなに悲しそうに笑うの?
この間の事が、ある前と変わらない態度で私に接してくれるから私もそれに答えたい
でも、確かに何かが変わったんだと思う
先輩も
私も

