何度でも君に好きが届くその瞬間まで

♡♡♡

「…羽華」

「なーに?」

次の日

私は屋上には行かずに、普通の時間に登校して
いた

「……んーん」

「なにそれぇ」

菜留は心配そうに眉をしかめている


「いつでも、聞くから」

静かに呟いて、自分の席に戻ってしまった

ありがとう


菜留の優しさが今は痛いくらい



昨日のことを話したくない訳じゃない


でも、話してしまえば


辛くて、きっとまだ耐えられないから



スマホに合った先輩の写真は全部消した



だって、嫌いな人に写真持たれてても嫌な気分になるだけでしょう?





その日は一日中ボーッと過ごした

黒板に書かれたことをひたすらノートに書いて

先生の話を聞く


珍しく授業に集中しているからか、

先生に

「やっぱり、喉潰れたのか」


と言われたけど


また、みんなが笑ったけど


私にはどこか遠くで喋っているように聞こえて、とりあえず笑っておいた