何度でも君に好きが届くその瞬間まで

「!?は、離してくださいっ」

これじゃ私まで湊先輩みたいなたらしになっちゃうっ

「九条となんかあったのか?」

「え?」

「声に出てたから」

うそ!

いや、たらしとか思ってないからっ

絶対に!!

「それで?どうしたのか教えてくれる?」


「……嫌です」
「じゃあ、この間、九条の飲み終わったペットボトルの写真とってたこと本人に言おっかな」
「!なんで知って!」

「あと、さっき九条のこと、たらしって言ってたのばらす」


「わかりましたからっ、それだけはっ」


樹先輩こんなに意地悪だったの!?

背中越しに笑っているのがわかる


「あ、の絶対内緒ですよ…?」

「んー、そんな可愛い顔で見られたら、
 もうちょっといじめたくなるけど」

そう言って私のほっぺたにそっと触れてくる


「なっ!!」

もう、消えてしまいたい

告白されてから、なんとなく気になってしまって、変に緊張しちゃう


いやっでもでも、私は湊先輩一途ですからねっ!



あ、でも先輩は、



そんな風に私の事想ってくれてないんだよね



これからも、この先も


そんな風に考えてたらまた泣きそうになった