何度でも君に好きが届くその瞬間まで

二人の姿が目に焼き付いて離れない

心臓が痛いくらいに波打つ気がした


見ちゃったなあ



先輩、月野先輩と帰るなら、嘘つかないでも
よかったのに


こんなに遅い時間まで残って


私に気づかれないように?


わたしが傷つかないように?



ねぇ、先輩



どうして?



仲良さそうにならんで歩く二人


ここからは手を繋いでいるようにも見える



ポロッ


「あれっ?」



涙が止まらないや



よかったはずなのに


先輩が幸せになるのが私の願いだから



だからっ



止まれっ止まれっ


考えれば考えるほど目が熱くなって涙が止まらない


このまま二人を見ているのは辛くて



私はひたすらに走っていった