♡♡♡
建付けの悪いドアをゆっくりと開ける
「先輩?……いない、ですか?」
ドアを開けたらいつものところに先輩はいなくて
少し奥まで進むと、
「…寝てるんですか?」
先輩は、黒板したの日陰で寝ていた
毛布を床に敷いて、ぐっすり寝てるみたい
「ここ、寒くないですか?」
先輩の隣にそっと腰かけて、起きるまで少し待ってみることにした
と、いっても…
暇だなぁ
先輩が起きてたとしても、先輩から喋ってくれることは無いけど、一方的に喋りかける相手がいないのも暇
かといって、起こすのもなあ
「先輩、暇なんで喋りますね?……朝ね、いつも通り先輩が来るの屋上から待ってたんですよ、そしたら先輩のファンクラブの人たちが来て、乱闘になりそうだったんですけど」
小声で、起きない程度に一人で喋ることにした
なんか、ペットの金魚に話しかける、みたいな?感覚で、
「でも、先輩のいい所しりとりしたら、仲良くなれたんですよー!最終的に、ファンクラブに勧誘されたんですけど、あ、でも、私ファンクラブには、入りませんでしたよ、個人事務所で応援したいので!」
「あとあとー、今日、先輩告白されてましたよね?その時ちょーーーーど、たまたま、偶然ですよ?居合わせちゃって、こっそり盗み聞きしてたら、後ろに如月先輩来てて、先輩驚かせてくるから、思い切り殴っちゃったんです…先輩ほっぺた、腫れてませんでしたか?」
「…………」
勿論反応は返ってこない
は、恥ずかしい
こんなに起きないものなのかな
無視?無視されてる?
そう思って先輩の顔を覗き込んでみた
建付けの悪いドアをゆっくりと開ける
「先輩?……いない、ですか?」
ドアを開けたらいつものところに先輩はいなくて
少し奥まで進むと、
「…寝てるんですか?」
先輩は、黒板したの日陰で寝ていた
毛布を床に敷いて、ぐっすり寝てるみたい
「ここ、寒くないですか?」
先輩の隣にそっと腰かけて、起きるまで少し待ってみることにした
と、いっても…
暇だなぁ
先輩が起きてたとしても、先輩から喋ってくれることは無いけど、一方的に喋りかける相手がいないのも暇
かといって、起こすのもなあ
「先輩、暇なんで喋りますね?……朝ね、いつも通り先輩が来るの屋上から待ってたんですよ、そしたら先輩のファンクラブの人たちが来て、乱闘になりそうだったんですけど」
小声で、起きない程度に一人で喋ることにした
なんか、ペットの金魚に話しかける、みたいな?感覚で、
「でも、先輩のいい所しりとりしたら、仲良くなれたんですよー!最終的に、ファンクラブに勧誘されたんですけど、あ、でも、私ファンクラブには、入りませんでしたよ、個人事務所で応援したいので!」
「あとあとー、今日、先輩告白されてましたよね?その時ちょーーーーど、たまたま、偶然ですよ?居合わせちゃって、こっそり盗み聞きしてたら、後ろに如月先輩来てて、先輩驚かせてくるから、思い切り殴っちゃったんです…先輩ほっぺた、腫れてませんでしたか?」
「…………」
勿論反応は返ってこない
は、恥ずかしい
こんなに起きないものなのかな
無視?無視されてる?
そう思って先輩の顔を覗き込んでみた