何度でも君に好きが届くその瞬間まで

♡♡♡

消灯時間間近、少し冷える暗い廊下を一人トボトボ歩く

「つ、疲れた……」

あの後、散々怒られた後何故かトイレ掃除をさせられて、こんな時間

無事、携帯も返して貰えたけど…


せっかくの合同授業一日目が、まさかトイレ掃除で終わるなんて…

先輩、もう寝ちゃったかな?

部屋ぐらい入れてくれてもいいじゃんかーーー

モンモンとしながら自分の部屋へと繋がる非常階段を登ろうと重いドアを押す


ギギッ

建て付けが悪いのか、何だか不気味な音がなる

消灯時間が近いからか、階段の明かりは小さくて心もとない

暗いし、寒いし、先輩には冷たくあしらわれるしっ、心細いよー

早く部屋に戻ろうっ

怖くなってきて、小走りで階段を駆け上がり出したその時


「ねえ」

「ひゃいいいいい!?!」

「なっ!?」

後ろから手首を引かれて、バランスが崩れて後ろに退けぞってしまう
驚いて変な声が出るし、このままだとお尻から落ちるっ