何度でも君に好きが届くその瞬間まで

♡♡♡

「荷物片付け終わったー?」

「んー」

「九条先輩のことはいいからっ、早く片付けな!」

「んー…」

部屋を何とか確保して、今は荷物の整理中

だけど、先輩がどこにいるのか気になってベッドの上でボーッとしてしまっている

ゴロンと寝返って白いシーツに沈み込む


先輩の行きそうな所を考えてみる

誰もいなくて、寝れて、暖かくて、それから…

「……ここって、裏庭?みたいな所あったかな?」

「あー…あるよ、確かここから少し離れた向かい側に」

「お昼ご飯までには戻ってくる!」

「もう、わかったよ行っといで」

呆れた菜留の声が後ろから聞こえたけど、お構いなしに部屋の外に飛び出した

きっと誰にも気づかれず一人、過ごしている先輩の所へ急いだ