♡♡♡
「あれ?」
「羽華!?どうした?」
二時間目の前
教科書を出そうとして手が止まる
洸君が大袈裟に心配して近づいてきてくれる
「教科書忘れたみたい…」
「ん?でも、そんなわけなくない?だって俺と一緒に準備したじゃん昨日の夜」
そう、昨日は洸君が夜ご飯をうちに食べに来てて、一緒に宿題をしてから、そのまま今日の準備をしたんだよねえ
「俺、見た気がしたけど、羽華が科学の教科書いれるとこ…」
「うん、私も入れた気がするんだけど…」
「なになにー?」
そこに菜留が来てくれる
机の上に鞄の中身を全部出している私たちを見て、察したのか
「え?またー?」
と驚いている
「最近多くない?」
そう、そうなんだよねえ
物がなくなったり、ジャージも隠されてたりして、次の日に戻ってくること
今のところ戻ってくるからいいんだけど、
「いや、よくないでしょ、心当たりないの?」
「ああ、羽華にこんなことするなんて許さないよ?」
どこの誰に対して怒っているのか、洸君は眉間にシワを寄せて机を殴っている
ああ、可愛いお顔が…
「あれ?」
「羽華!?どうした?」
二時間目の前
教科書を出そうとして手が止まる
洸君が大袈裟に心配して近づいてきてくれる
「教科書忘れたみたい…」
「ん?でも、そんなわけなくない?だって俺と一緒に準備したじゃん昨日の夜」
そう、昨日は洸君が夜ご飯をうちに食べに来てて、一緒に宿題をしてから、そのまま今日の準備をしたんだよねえ
「俺、見た気がしたけど、羽華が科学の教科書いれるとこ…」
「うん、私も入れた気がするんだけど…」
「なになにー?」
そこに菜留が来てくれる
机の上に鞄の中身を全部出している私たちを見て、察したのか
「え?またー?」
と驚いている
「最近多くない?」
そう、そうなんだよねえ
物がなくなったり、ジャージも隠されてたりして、次の日に戻ってくること
今のところ戻ってくるからいいんだけど、
「いや、よくないでしょ、心当たりないの?」
「ああ、羽華にこんなことするなんて許さないよ?」
どこの誰に対して怒っているのか、洸君は眉間にシワを寄せて机を殴っている
ああ、可愛いお顔が…

