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「…先輩、その後お口の様子は?」

「味噌汁作れそう」


沢山いれちゃったもんな…味噌


始業式が終わって、今は、旧校舎の美術室に来ている

午後も普通に授業があって、今はおサボりの時間


「羽華、料理禁止ね」

「今度は、お弁当にしますね!」

きっと、お菓子だったから駄目だったんどと思う!

お弁当でリベンジしよう!

意気込む私の隣から、大きな溜め息が聞こえたけど…気にしない!

「こんなことなら、裕に食べさせればよかった」

「裕先輩なら、きっと何も言わず食べてくれましたよ!」

苦しんでた九条先輩を見てあんなに笑ってたけど、きっと気を使って全部食べてくれる気がするなあ

裕先輩が我慢して食べているところを想像して笑っていたら、


「……だから、何で」

「ん?何がですか?」


怪訝そうに眉を寄せて、じっとこちらを見てくる先輩

なぜか、怒ってるようにも拗ねている様にも見えて

全くわからない