「ジリリリリ!!」



大きく鳴り響く目覚まし時計



やっとのこと、手で目覚まし時計を止める。



「んんー…。」



重いまぶたをこすりながら、私、白坂恋雪は朝を迎える。



外からは、楽しそうな子供の声が聞こえてくる。



ふと隣にかかっている制服を見つめる。



「はあ、今日も学校かぁ…」