「なら、先に着ちゃいましょ」
先に着替えを済ませると、
髪の毛をいじくりだしたマキ
メイクをしてくれるのも普段はマキなんだけど
「真由。メイクをお願いね」
「め、メイクまで?」
「あら。そうよ?
あたしたちが、大人っぽくしてあげるから」
同時進行で、行っている桜。
「はい」
「出来上がり」
鏡で自分を見ている桜
「これが、あたし?」
「そうよ?」
「写真集でも出したいくらいに」
「そ、そんなに、可愛くないですっ」
そんな桜も可愛いぞ。と思ったのは言うまでもない
ほどなくして夕陽ちゃんと颯君が来て
セットが終わったあたしたちも
会場へと向かうと、すでに大勢の人だかりと
朝倉家の両親もいて
何故か、凛久も来ていることに驚いてしまった