「ようこそお越しくださいました」

「桜(この子)に、似合うパーティードレスを見繕ってきて。
それと、ヒールのある靴とか、アクセサリーもお願い」

「畏まりました」

そう言って、桜を見た後すぐに探しに行ってくれた店員。
あたしたちもお世話になった店員なだけあって
行動は素早い

「まずは、シューズの方から。
制服を着ておられるので、そんなに高いヒールを用意いたしませんでしたが」

「ありがとう。
桜、履いてみて」

そう言って桜に履かせたシューズ

「これがいい」

そう言ったのは、パステルピンクの少し高めになっているシューズだ

「畏まりました。
では、お召し物をご用意させていただきます」

そう言って、ドレスを見に行ってくれた店員
持ってきた枚数は少なくても10枚以上はある

「では、合わせてみましょう」

その中から、選んだドレスは
高校生にしては、大人っぽいパーティードレスを。
それに合わせて選んだアクセサリー

「では、こちらを」

そう言って、夕葉ちゃんが出したのは
いつものカード

「ゆ、夕葉ちゃん!?」