支度をしてきた桜にお弁当を持たせて 夕葉ちゃんの運転する車に乗り込んだ桜 「夕葉ちゃん」 「桜。大丈夫よ 今日はあたしたち3人共待機しているから」 「え?」 「愛も家で待っていてくれるから」 「本当?」 そう言ってあたしの方を見てきた桜。 「待ってる。だから、頑張ってきなさい」 それでも、あたしの服を離さない桜 「夕葉ちゃん。学校まであたしもついて行こうか」 「そうね」 桜を見て、その答えをくれた夕葉ちゃん 「夕陽。例の物頼んだから」 「オッケー」 それだけ言って車を出した夕葉ちゃん