「愛。桜」
「夕陽ちゃんに颯君」
あたしの後ろに隠れてしまった桜
「桜。怒らないから大丈夫よ。愛の後ろから出てきなさい」
「で、でも」
「本当よ。愛も桜も迎えに来たんだから」
「愛。さっきの電話の話」
「うん。事務所で話すよ。
桜も、制服もって来ちゃいな。ここで待ってるから」
「う、うん」
そう言って楽屋に走って行ってすぐだった
「きゃああああ」
!?
桜・・・?
3人で顔を合わせて、あたしの楽屋に行くと
桜の制服がズタズタにされていて
"お前が妹だなんて許さない"と
制服にマジックで書かれていた
「あ、愛ちゃ・・・ゆ、ひちゃ・・・」
「大丈夫。もう大丈夫よ」
夕陽ちゃんと一緒に桜を抱きしめると
震えているのが分かる
それもそうだろう。制服をこんなことにされたんだ
「取り合えず、車に行こう。ここだと
話を聞かれている可能性がある。
お前のマネージャーにも」
!?
そう言えば、マネージャーの姿が見当たらない
いつもなら、あれくらい言われても平気な顔をして
ここにいるはずなのに・・・
「もしかしたら、マネージャーの仕業かも知れない」
「「!?」」



