「蓮くんっ昨日は…」 「芽依ちゃん…おはよ」 え、遮られた。 蓮くんはいつもめいの話を最後まで優しく聞いてくれるのに… それに今日の蓮くんはとても暗い顔をしている。 目も真っ赤だ。 「僕引っ越すことになったんだ… ずっと前から決まってたみたい。 だから…その…ばいばい。」 「……」