「……政宗くんの意地悪」
悪態をつきつつ抱きしめ返すと、小さく笑う声が聞こえた。
「俺は小春とずっとこうしていたい。やっとつかまえたんだから、離したくないな。今すごく幸せ」
「私も幸せだよ」
明日からはまた真面目に働くから、今日だけはこの余韻に浸らせてほしい。政宗くんの社長さん、どうか許してね。
その後政宗くんが社長さんに電話して何かいろいろ言われてたみたいだけど、「今日は野原さんと二人っきりで仕事できてよかったな」って言ったらあっさり電話が切れた。何でかなって思ってたら、政宗くんが笑いながら教えてくれる。
「社長は秘書の野原さんと付き合ってるから、俺がいなければ二人っきりで仕事だろ。万々歳なんじゃないかな?」
だそうで。
というわけで社長にもすんなりお休みのお許し?をもらった政宗くんは、今も私とベッドの中。こんなダラダラした政宗くんが見られるなんて何だか新鮮で嬉しい。
「小春、ありがとね」
突然お礼を言われて私は首を傾げる。お礼を言われること、何かしたかな?
悪態をつきつつ抱きしめ返すと、小さく笑う声が聞こえた。
「俺は小春とずっとこうしていたい。やっとつかまえたんだから、離したくないな。今すごく幸せ」
「私も幸せだよ」
明日からはまた真面目に働くから、今日だけはこの余韻に浸らせてほしい。政宗くんの社長さん、どうか許してね。
その後政宗くんが社長さんに電話して何かいろいろ言われてたみたいだけど、「今日は野原さんと二人っきりで仕事できてよかったな」って言ったらあっさり電話が切れた。何でかなって思ってたら、政宗くんが笑いながら教えてくれる。
「社長は秘書の野原さんと付き合ってるから、俺がいなければ二人っきりで仕事だろ。万々歳なんじゃないかな?」
だそうで。
というわけで社長にもすんなりお休みのお許し?をもらった政宗くんは、今も私とベッドの中。こんなダラダラした政宗くんが見られるなんて何だか新鮮で嬉しい。
「小春、ありがとね」
突然お礼を言われて私は首を傾げる。お礼を言われること、何かしたかな?



