捨てられ幼女は最強の聖女でした~もふもふ家族に拾われて甘やかされています!~

「リリー。そんなに不安がることはないッスよ! ねえ、親父!」
「ああ、父上が誰かを〝拾う〟だなんて日常茶飯事だからな」
「そうそう。お義父様は気に入った相手はすぐに懐に入れようとするのよねえ」
「え、あ、えっ……?」
 動揺している私に、ヒューゴたち三人は満面の笑みを浮かべて言った。
「オレたちも、もともとは親父に拾われた子だったんスよ! 兄ィとか呼んでるけど、だ~れも血が繋がってないんス!」
「だが、私たちは誰もそのことを後悔していない。リリー、この家での生活は楽しいぞ。騒がしくはあるが、なににも縛られない! 自信を持っておすすめできる」
「そうよ! 美味しいご飯に、ふかふかのベッド。飢えることもない。寒くて震える夜もない。寂しかったらアタシたちがいるわ。なにせ、この家には鉄の掟があるのよ……!」
 すると、三人は横一列に並んで立った。