泣きじゃくる俺に、そいつは言った。行くか?オレと!!
そいつはオレをクワエ背にぽんっと乗せると歩きだした。フサフサした銀色の毛太くて逞しい尾。
山犬の光牙との出会いだった。
三っの時より十七になるまで光牙と山中で暮らし光牙いや、オヤジの言うことをきかず、山を出た。
体は鋼の硬度をもち力は大木をなぎ倒し、岩をも砕いた。
力に酔い、力を奮った!そして、恐れられた。
餓力と呼ばれて!。
そいつはオレをクワエ背にぽんっと乗せると歩きだした。フサフサした銀色の毛太くて逞しい尾。
山犬の光牙との出会いだった。
三っの時より十七になるまで光牙と山中で暮らし光牙いや、オヤジの言うことをきかず、山を出た。
体は鋼の硬度をもち力は大木をなぎ倒し、岩をも砕いた。
力に酔い、力を奮った!そして、恐れられた。
餓力と呼ばれて!。


