そう言って、楓は色んな屋台を見始めた。僕らも屋台を見ていく。

「……私、もう一度夢と向き合ってみようかな……」

「僕も……将来の夢を探さないと……」

楓と紫月の呟きが、聞こえてきたような気がした。