見た目は老人なのに力が強い!
私と同じ幽霊なのに、強すぎて押し負けてしまう!
「フヒヒヒヒヒッ! ずっと家に戻ってこなかった不良娘がどうして今頃戻って来たのかはわからんが、丁度良かったわい! 1人でこの家にいるのも飽きていた頃じゃ! 永遠に可愛がってやるぞ! お前の死体のようにな!」
醜悪な笑みを浮かべながら、私を強引に押し倒し、馬乗りになった老人。
ペロペロと唇を舐めながら、いやらしく手を動かして、それを私に近付ける。
「ふざけないで! この家は、あなたが人を殺す為に使っていたんでしょ!? 足がつかないように旅行者ばかりを狙って! それも、この家に泊まっていない人を! 私の好きなおじいちゃんは、もっと優しい人だった! おじいちゃんの思い出を汚さないで!」
それを払い除けた私は、ポケットの中に入れた、破れた御札を取り出して、おじいちゃんの額に叩き付けるようにして貼り付けた。
「あ、あわわわわわっ! こ、これは! ぎゃああああああああっ!! ……とでも言うと思ったのか? こんな切れ端でワシがどうなると思ったんじゃ? それにのう、リサ。おじいちゃんは昔から変わっておらんぞ? 昔から、大きくなってミサちゃんにそっくりになったら、死ぬまでワシのおもちゃとして使おうと決めていたからのう」
私と同じ幽霊なのに、強すぎて押し負けてしまう!
「フヒヒヒヒヒッ! ずっと家に戻ってこなかった不良娘がどうして今頃戻って来たのかはわからんが、丁度良かったわい! 1人でこの家にいるのも飽きていた頃じゃ! 永遠に可愛がってやるぞ! お前の死体のようにな!」
醜悪な笑みを浮かべながら、私を強引に押し倒し、馬乗りになった老人。
ペロペロと唇を舐めながら、いやらしく手を動かして、それを私に近付ける。
「ふざけないで! この家は、あなたが人を殺す為に使っていたんでしょ!? 足がつかないように旅行者ばかりを狙って! それも、この家に泊まっていない人を! 私の好きなおじいちゃんは、もっと優しい人だった! おじいちゃんの思い出を汚さないで!」
それを払い除けた私は、ポケットの中に入れた、破れた御札を取り出して、おじいちゃんの額に叩き付けるようにして貼り付けた。
「あ、あわわわわわっ! こ、これは! ぎゃああああああああっ!! ……とでも言うと思ったのか? こんな切れ端でワシがどうなると思ったんじゃ? それにのう、リサ。おじいちゃんは昔から変わっておらんぞ? 昔から、大きくなってミサちゃんにそっくりになったら、死ぬまでワシのおもちゃとして使おうと決めていたからのう」



